追憶の日常

想い出、過去、記憶

絶対音感を持つ少年

小学生の頃、絶対音感を持つ少年に出会った。
ある日の授業にて。音を楽しもうとか音で遊ぼう系の内容だったかな。先生が持ってきた教材からマジックテープが擦れるような音がなった時、少年はすぐに「ド~!♪」と反応した。

絶対音感を持つ人は日常生活の中できこえてくる生活音も音階にきこえるというけれどそれってどんな感じなんだろう。絶対音感を持たない人達にとっては未知の世界だ。足音やドアの開閉、人の笑い声…etc. 雨音や掃除機の音は不協和音。

彼にはこの世界の音がどんなふうにきこえていたのだろう。元気かな。