追憶の日常

想い出、過去、記憶

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

偏り

限りなく普通に近い、ボーダーラインにいるような僕にとって、できることとできないことのムラや発達の偏りすべてを言語化するのは難しい。周りから見たら「普通じゃん」とか「できてるよ」って思われてるようなことでもそれは僕のほんの一部で、ちょっとし…

高校生編

高校は公立の女子校がよかったなと思った。クラスに馴染んで、文化祭とか満喫したかった。友達は多くなくていいから、ひとりの友達と確実に信頼関係を築きたかった。あとは無言でも気まずくない、ただ一緒にいるだけの友達も一人はほしかった。アルバイトし…

中学生編

中学生になったら新聞配達のアルバイトをすればよかった。美術部でゆるく、広報委員でのびのび活動したかった。クラスではもはや空気でもよかった。居場所は図書室と放送室。文化祭とか合唱コンクールとかその他行事は程よく集団に加わりつつ非難されない程…

純情

サムから名前を呼ばれてドキッとした。 サムが使わなくなったヘアアクセをくれると言ってくれた。サムの前だと私は純情になる。顔と体が熱くなるのがわかった。 サムは私がおしゃれをするきっかけになればと思ってくれているようだ。「お節介焼いてごめんね…

サムが髪を切った。 ショートボブも似合う。今日のニットも似合ってたな。サムがカッコよくて惚れそう。昼のこともあって午後はサムのことを意識してしまった。私はサムにはなれない。なれなくていい。どんなに憧れても、サムはこの世に彼女しかいない。サム…

独り言

がんばりたくない。疲れた。 できるけどやりたくない。 無駄な労力使いたくない。 わがままかな。わがままだよね。 これだけ周りの人や環境に恵まれておきながらがんばりたくないなんて。社会ではやりたくなくてもやらなきゃいけないことやがんばりたくなく…

小学生編

もしやり直せるなら、小学生の時からやり直したい。欲を言えば生まれ直したい。大人になったら嫌でもやりたくないことやらなきゃいけなかったり無理しなきゃいけないことだってあるから、小学生の時くらい自由気ままにふわっと生きればよかった。深緑のラン…

サム

今日、サムがギャバのソフトキャンディくれた。 「ギャバいみかん」っていってストレスケア系の。 うれしかった。お返しにブルボンの鉄分入りチョコあげた。喜んでくれたみたいだったのでよかった。メガネのできる女とサムが雑談してるの見るの眼福だった。…

今ある物で満足できる生活ができたら私は嬉しい。慎ましく穏やかに暮らせたらそれでいい。 老後は半隠居で。

ミルクティー

今朝から雪が降っている。 こんな日は甘いミルクティーでも飲みたい。 ミルクティーといえば、初音ミクの曲に『ミルクティー』というものがある。ラストのサビに『みぞれ混じりの雨、凍えた指先。線路の向こう側にあなたを想った』という素敵な歌詞がある。…

こういう服好き。 こういう服が似合う人間になりたかった。 こういう服が似合う人間の近くにいるの癒し。

最近、空に月が浮かんでいるのをよく見る。 いつの時代も月は美しい。夏目漱石が英語教師だった頃に『I Love you.』を『月が綺麗ですね』と訳したという逸話が好き。僕が好きな歌に『月が綺麗な夜に会おう』という歌詞がある。素直で温かい詞だと思う。月が…

倒錯

これは一種の倒錯なのかもしれない。 傷ひとつない白い肌も綺麗だと思うけれど、至るところに痣が浮いた白い肌も美しいのではないかと。真っ白な人を見るとよごしたくなる。無色透明な体と心に違うものを混ぜたくなる。でもそれと同時にそのままでいてほしい…

12月30日 コカ・コーラのトレーナーを着てたら父親に「年末っぽい」と言われた。我が家の年末年始はまあまあ平和だった。紅白も見たし、餅は食べたし、母の実家に帰省もした。母の実家では箱根駅伝をテレビで見た。従姉妹が2人いる。同年代の従姉妹が、選手…

出来心

一人の時ってろくなことしたがらないなって。しょうもないことしたがるなって。茶碗にご飯盛ったら、ケチャップかけて混ぜてオムライスのライスっぽくしたくなっちゃって。ライスができたら今度はその上に卵のっけたくなっちゃって。生卵溶いたらフライパン…

慎ましく生きたいし逝きたい

最中のように中身も外見も素朴でありたかった。ワッフル生地の服を着て過ごしたかった。自分でざく切りにした髪をかきむしりながら混沌とした部屋で読書に没頭したかった。混沌とした部屋にこっそり近所の野良猫連れ込んで戯れたかった。狭く深い人間関係の…

『Lemon』の歌詞ですごいなと思うところ

「どこかであなたが今、私と同じような涙にくれ、寂しさの中にいるなら、私のことなどどうか忘れてください。そんなこと心から願うほどに。今でもあなたは私の光」 この歌詞、すごいなと思う。米津玄師だからこそ作れた歌詞なのだ。大切な人のことを想うから…

ざく切りショート

長かった髪を衝動的に自分でバッサリ切る描写が好き。ハサミを手に取ってざく切りにしていく様子は見ていて心に触れるものがある。床に散らばった髪の束がいろいろ物語っている気がする。私は今、セミロング。いつか自分で髪をザックザクに切りたい。バッサ…